2013年04月13日

吉野家の行方

牛丼チェーン「吉野家」が10日
牛丼の「並盛」を380円から280円への値下げをすると発表しました。

米国産牛肉の輸入規制が2月に緩和されたことによるとのことでしたが、
昨日報道で、
2013年2月期の連結最終損益が
3億6400万円の赤字になったということを聞いて納得できました。

私は2010年にこのブログ上で、吉野家の価格に対する対応の遅さを指摘させていただいていますが、
今更?という感じです。

「質」という価値が「価格」という価値を超えられなかったとコメントしていますが、
”牛丼”というカテゴリーでは、とっくの昔に分かっていたことです。

”牛丼”は3年も前にコモディティ化(日常化)した商品となっていました。


変われない老舗の典型です。
牛丼にこだわり、
いつか来る牛丼隆盛の神話を夢見ていたのでしょう。

結局、
セットメニューを作り
価格も安くした。(まだ他より高いが)


今後の吉野家は
いかに変われるかだと思います。

まずは徹底的に真似る。
そして独自路線を作る。


時代の変化に遅れることのないよう、
常に消費者の目で物事を見てゆきたいものです。



Posted by 増販増客 at 09:05│Comments(0)徒然
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。