2019年05月09日

さよなら大衆

5月9日の日経に「さよなら大衆「個客」に照準」の記事。
正に、私が提唱するマーケティングの世界に突入していると感じます。
当塾では、10年以上前から「顧客」を「個客」として使っていますが、ここにきて「個客」が一般的になりそうです。

記事によると、ヘアケア市場における800円未満のマス向け商品の比率は、2010年の77%から2018年には50%に縮小、
半面、800円~1400円の価格は11%から28%へ、1400円以上は9%から19%に増えているということです。

マス市場が刺激を求め始めているいるということなのか?

ただ明らかに、マス市場に向けた低価格ビジネスは終焉を迎えており、
スモール市場を狙ったビジネス展開が求められています。


しかし、ここでいうスモール市場と言っても、大手企業にとってのスモール市場ですから、
私たち中小企業にとっては、更に超スモール(極小)市場を狙うといった方が良いでしょう。
ターゲットを絞り込むことは、それだけ個性的な商品次第では注目してもらえるチャンスがあるという事です。

高齢化社会で、かつ人口が減少する時代。
普通でいれば市場は縮小するに決まっています。
売上が減少するのは自然の原理です。

ただしこれは、大きな市場で捉えた場合です。
超小さな市場で捉えると市場規模は変わらないし、逆に拡大の可能性はあります。


だから、中小企業にとって面白い時代なのです。
私の周りでは、売上げが伸び続けている会社が多くあるのもその所以ですね。納得!



Posted by 増販増客 at 22:14│Comments(0)徒然
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